- Review -

25.05.2017 GDM.co.jp
NH-D15 SE-AM4
2014年に検証を行った「NH-D15」では、CPUにIntel Core i7-4770K(Haswell/4コア/8スレッド/3.50GHz/TB時最大3.90GHz/8MB/TDP84W)でテストを実施している。Intelも第7世代Coreプロセッサまで進化しているワケだが、なんと言ってもこのモデルはSocket AM4専用。CPUを最上位Ryzen 7 1800X(8コア/16スレッド/3.6GHz/ブースト4.0GHz/TDP95W)に変え、ほぼ同様のテストを行った。 CPUの違いがあるため、両者を比較することはまったくナンセンスだが、Ryzenの出来の良さも手伝って、非常に良好な結果を残した。ちなみに編集部では最近、水冷ユニットの検証を立て続けに行っている。単純な冷却能力比較では、120mmと240mmサイズラジエターモデルとのほぼ中間(やや240mmサイズ寄り)の冷却パフォーマンスは確認できており、Ryzen 7 1800Xを十分に冷やすだけの能力がある事が分かった。さらに静音性については、冷却ファン回転数減速ケーブル「L.N.A」を使用したところで、定格での能力差は僅かでしかない。これを積極的に使わない手はない。
"さすがの体躯だけに、外観は決してスマートではないものの、見た目の印象とは違った精密なヒートシンクと、繊細な冷却ファンの組み合わせ。そのアンバランスこそ、Noctuaのハイエンド空冷の魅力と言える。Noctuaというブランドは、もう完全に出来上がってしまっている。" (Kiyoaki Matsugae, GDM.co.jp)

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